ベンチャー投資において、することとしてはいけないこと
元SV AngelのDAVID LEEのブログポスト
The Do’s and Don’t’s of Venture Investing
の和訳です。(いつもどおりざっくりです)
簡単まとめ
- よく言われる「しちゃだめ」な事を文字通り受け取ってはいけない
- 偏見を排す必要がある
▽本文
私が最初に投資を始めたとき、私はたくさんのアドバイスを得ました。ほとんどの人々は何を探すべきかについて同じ考えを持っていました - ベンチャー投資の「すること」。これらのどれも驚くべきことではなかったし、今も変わりません。
- 偉大な創設者と協力する
- 大きな市場を探す
「してはいけないこと」について、多くの人が私にアドバイスをしてくれました。
次のことはしないでくださいと。
- 結婚した創設者に投資する
- 単独の創設者に投資する(すなわち、第2の創設者はいない)
- 技術系以外の創設者に投資する
- あなたがコントロールできない創設者に投資する
- アイデアを実行した人ではなく、アイデアを思いついた人に会社に投資する
- 音楽スタートアップに投資する
- ハードウェアに投資する
ベンチャー投資に「しない」ということがないという難しいことを学びました。
あなたがこのアドバイスを文字通りそしてカテゴリー的にとらえれば、本当に重要な会社を見逃すことになるでしょう。 Peter Thielが言うように、これらのカテゴリー的な「しない」は微積分であり、確率ではありません。そしてベンチャーキャピタルは、微積分ではなく応用確率です。私は、各スタートアップが状況次第であり、あなたがそれぞれの創設者の話を聞くために、先入観や偏見を排除する必要があるという難しいことを学びました。
雑感
短いながらも良いポストだなと思った。ベンチャー投資は一種のパターン化というか、それぞれ投資家毎に自分のスタイルや手法だったり、考えが確立されてくるんだとこれまで学んでて感じていた。だが一方で、それに囚われすぎると時代に取り残されたりしてしまう。
なんて二律背反な仕事なんだとその難しさに驚く(その分面白そう)。アンラーニングする力重要だなと思った。偏見、先入観、ダメゼッタイ!